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イギリスで働くためにも貿易について知る

イギリスは産業革命が起こったあと、貿易によって国力を大きく伸ばしてきました。ただし現在では貿易への依存度は低く、国内総生産に対する割合は輸出が約16パーセント、輸入が約21パーセントくらいだと言われています。かつては英連邦内での貿易を伝統的に行なっていましたが、1970年代に入るとECが発足してヨーロッパでの結びつきが強くなります。その結果、広い貿易市場へと出て行くことになりますが、実際には政府による保護政策がとられていました。

また貿易構造自体も変化しており、工業国として輸出を行なっていた戦前から、戦後は一貫して工業品の輸出は低下していきます。それと入れ替わるように1970年代、80年代になると石油が主要な輸出品として増加してくるのです。一方で輸入の面では食料自給率の増加が大きく影響を与えた経緯があり、1970年代あたりから食料の輸入が減少していきます。輸入量が増えたものというと半製品や完成品の分野だと言っていいでしょう。

現在では、輸出、輸入ともに80パーセント前後が工業製品となっています。輸出部門では割合が多い順に、電気機械、機械類、自動車、医薬品、原油となっています。輸入品で1番多いのも電気機械で、続いて自動車、機械類、衣類、医薬品となっています。貿易相手国としてはEUが全体の半分を占めており、その次にアメリカが15パーセントほど、そしてアジアも主要な貿易先となっています。日本への輸出は全体の1.5パーセントほど、輸入でも2.1パーセントほどとなっています。

イギリスから日本への輸出で1番多いのは機械類で全体の30パーセント以上を占めています。それについで自動車と自動車部品が多く、合わせると全体の20パーセントを超えています。そのほか金や金属製品、科学光学機器などが日本への主要な輸出品となっています。反対に日本から輸入しているものとして機械類や医薬品、自動車関連が多く、科学光学機器なども輸入しています。ウィスキーや有機化合物、放射性元素なども主要な輸入品です。日本人向けのイギリスの求人を探した時にこれらの業界や職種が多いのは貿易が関係しているからですね。

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